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【ソフトウェアテスト『組み込み案件』に強い会社】


ソフトウェアテストの組み込み案件に強い会社として、品質向上方法についてご説明致します。

組込み

弊社では組み込み案件を得意としており、実績がございます。その中で品質向上に少しでもお役に立てれば幸いです。


目次

1.|どのフェーズでも対応策があり、問題を解決することが出来る

2.|ソフトウェアテスト設計書作成時はマトリクス作成が有効

3.|作成したテストケースは抜粋しないことが重要

4.|テストフェーズでは、日々進捗報告と不具合状況を確認するのがポイント

5.|QC7つ道具+3つの考え方



ソフトウェアテスト『組み込み案件』に強い会社


1.|どのフェーズでも対応策があり、問題を解決することが出来る


ソフトウェアテスト案件だと、テスト設計、テストが一般的ですが、上流工程から品質を検討することができます。要求定義書、ソフトウェア設計書から矛盾点を洗出して、解決していきます。

昨今では、上流工程の品質検討漏れが多く、テスト工程からの指摘で再度仕様を検討することが多々ありますが、後戻りが一番少なくて済むため、容易に対応していただくことが可能です。



2.|ソフトウェアテスト設計書作成時はマトリクス作成が有効


マトリクスを作成して、テスト漏れが無い事を確認します。機能が複数ある場合はマトリクスを作成することで、誰が見ても理解できる様にしましょう。

特に2つ以上の機能や操作を組み合わせる場合に有効になりますので、作成することをお勧めします。作成方法については、記載していますので、参照して下さい。

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3.|作成したテストケースは抜粋しないことが重要


弊社では作成したテストケースは抜粋しない方針です。お客様によっては、期間が短いのでテストケースを抜粋して欲しいと依頼されますが、全てお断りしており、下記の内容を提案しています。

・期間内に収まらないならば、増員できないかを検討していただきます。

・期間が短く予算を確保できないならば、弊社とお客様で項目を分けて実施することを検討していただきます。

テストケース作成時点で、効率的なテストケースを作成している為、抜粋すれば不具合が漏れてしまい、結果的には市場不具合に繋がります。

きちんと説明することで納得していただいていますが、それでも依頼してくるお客様はテスト実施をお断りしています。



4.|テストフェーズでは、日々進捗報告と不具合状況を確認するのがポイント


日々の進捗報告を実施する目的として、進捗遅れが発生していないことを報告する為です。問題が発生した場合は、即報告できる様にしておく必要があります。

特に不具合の影響により、テストが実施できない場合は、期日を設けて修正して依頼を出します。また不具合が多い機能はどこかを明確にすることで、弱点機能を洗出し品質強化として、再試験を実施する際に効果的です。

不具合が収束する時期を予想したり、テスト件数と不具合検出が妥当であるかを判断する際に使用したりします。

一般的な考え方についてご説明致します。



5.|QC7つ道具+3つの考え方


5-1.チェックシート

「データが分類項目別にどこに集中しているか?視覚化する」

データの取得・整理を容易にし、また点検・確認項目がもれなく行えるように、あらかじめ設計された様式・フォーマット。

5-2.パレート図

「原因を分類して視覚化。重点指向、優先順位を付けやすい」

パレート図とは、値が降順にプロットされた棒グラフとその累積構成比を表す折れ線グラフを組み合わせた複合グラフ。

5-3.特性要因図

「要因解析の時に使う特性と要因の関係を線で結んで表した図」 この特性要因図は、問題解決7ステップ中の「要因解析」で“原因と結果との関係を明らかにする”一番重要になるステップの一部です。

5-4.管理図

「工程の品質特性が規格に対して安定状態にあるか?を見るツール」 時系列に得られるデータをプロットし、点の位置や並び方からデータの変動が偶然原因なのか?異常原因なのか?を判断するためのものです。

5-5.ヒストグラム

「データのバラツキの姿を把握するために活用するツール」 集めたデータを幾つかの区間に分け、この区間に入るデータの数を数えて度数表を作り柱状に表したものです。

5-6.散布図

「2種類のデータの関係を視覚化して整理するためのツール」 特性とその要因とを対にし、関連のありそうな二つの特性や要因同士を対にしてとったデータを、二つの軸の交点にプロットした図です。

5-7.グラフ

「二つ以上の数量や関数の関係を図形に示したもの」 グラフはあらゆる場面で使われ、あるデータを図表に表し、その状態が目で見て解るようにしたものです。

5-8.バラツキ管理

「バラツキに注目し、ばらつく原因をつかむこと」 製品の品質を保つためには、このバラツキを管理していくことが重要であり、品質を一定の水準に安定させることを品質管理といいます。

5-9.層別


「データを何らかの基準(尺度・視点)によって分類すること」 データの共通点や特徴に着目して分類することで、複雑な事柄を解きほぐし問題点を具体化していくことです。

5-10.データ

「それをもとに推理し結論を導き出す、行動を決定するための事実」 連続的に変化する計量値データや断続的に変化する計数値データがあり、正しいデータ収集が重要になります。

上記の考えを組み合わせ実施しておりますので、組み込み案件でお困りの際は、弊社にご相談下さい。




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