再生請負人がいなくても回る組織|再生請負人の流儀 #9
- 4 時間前
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「再建のゴールは何ですか。」
そう聞かれることがあります。
私の答えはシンプルです。
再生請負人がいなくても回る組織を作ることです。
多くの人は、炎上案件を鎮火することが再建だと思っています。
しかし私は、それは再建の途中に過ぎないと考えています。
炎上案件はなぜ止まるのか
炎上案件では、問題が発生すると組織そのものが止まってしまいます。
誰も決められない。責任の所在が曖昧になる。
問題が報告されない。課題が積み上がる。
そして、問題が次の問題を呼び、プロジェクトは崩れていきます。
実は、多くの炎上案件で起きているのは技術的な問題ではありません。
組織が機能しなくなっているのです。
だから再建では、まず組織を動かすところから始めます。
再建の第一歩は仕組みを作ること
再建の現場では、
原因を見つける。対策を決める。実行する。改善する。
そのサイクルを作ります。問題を早く見つける。
意思決定を早くする。改善を継続する。
そうした仕組みを整えることで、プロジェクトは再び動き始めます。
しかし、それだけでは十分ではありません。
支援者がいるから回る組織は再建ではない
支援者がいるから回る、改善できる、決断できる。
それでは本当の意味で再建したとは言えません。
それは単なる依存です。
支援者が抜けた瞬間に止まってしまうのであれば、その組織は何も変わっていません。
私は常に、
「私がいなくなったらどうなるか」
を考えながら支援しています。
本当の再建とは何か
本当の再建とは、
問題が発生しても自分たちで気付けることです。
原因を考えられることです。対策を決められることです。
改善を続けられることです。
誰かに言われるから動くのではなく、
自ら考え、自ら行動できる状態になること。
そこまで到達して初めて、組織は健全になったと言えます。
支援が終わった後を見据える
再建の現場では、常に支援後の姿を考えています。
自分たちで意思決定できるか、改善できるか、前に進めるか。
そのために、
責任者へ厳しい要求、現場へ改善、役割や責任を見直すこと、
時には組織文化に踏み込むこともあります。
すべては、自律的に回る組織を作るためです。
鎮火や健全化はゴールではない
私は、
鎮火することだけ、健全化することだけにも価値があるとは思っていません。
本当に価値があるのは、
組織が自ら考え、自ら改善し、自ら前に進めるようになることです。
それができなければ、同じ問題は再び起こります。
再生請負人として
私が必要なくなった時、再建は完了します。
再生請負人にとって最高の成果とは、
お客様から必要とされ続けることではありません。
お客様が自分たちの力で前に進めるようになることです。
私たちがいなくても、
問題を発見できる。意思決定できる。
改善を続けられる。そんな組織を作ること。
それが再生請負人の仕事であり、私が考えるプロジェクト再建のゴールです。
ショート動画
▶ 再生請負人の流儀#9 私がいなくても回る組織
▶ 再生請負人の流儀#9 再建ではなく依存です
▶ 再生請負人の流儀#9 私が不要になれば成功です
本編YouTube動画
▶ 再生請負人の流儀#9|再生請負人がいなくても回る組織
再生請負人として
私たちは単なるプロジェクト管理会社ではありません。
崩壊しかけたプロジェクトを再生するために存在しています。
もし現在のプロジェクトに不安を感じているのであれば、一度危険度診断をご活用ください。
また、軽度の課題についてはPMO講座もご活用いただけます。
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