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責任者が決断できない会社|再生請負人の流儀 #5

  • 2 日前
  • 読了時間: 5分

更新日:7 時間前

「責任者が決断してくれない。」

責任者が決断できない会社では、炎上案件の現場で、よく耳にする言葉です。


しかし私は、

責任者だけが悪いとは思っていません。

課題は見えている。問題も分かっている。対策案も出ている。

それにもかかわらず、何も決まらない。

そしてプロジェクトは少しずつ停滞し、やがて炎上していきます。

多くの人は、その原因を責任者個人に求めます。

しかし、私はそうとは限らないと考えています。

責任者が悪いとは限らない


炎上案件を見ると、責任者が決断できない場面によく出会います。

しかし、それは責任者に能力がないからではありません。

多くの場合、

  • 情報が多すぎる

  • リスクが見えない

  • 関係者の意見が割れている

そんな状態になっています。

誰もが正しいことを言っている。

しかし、誰も判断材料を整理できていない。

その結果、責任者は決断できなくなります。

私はこれを「決断できない人の問題」ではなく、「決断できない状態の問題」だと考えています。

決断できなければ現場は動けない

責任者が決断できなければ、現場は動けません。

ベンダーも動けません。

課題は積み上がり続けます。

時間だけが過ぎていきます。

そして、その時間が積み重なった結果として、

  • 納期遅延

  • 品質問題

  • コスト増加

が発生します。

多くの炎上案件で起きているのは、問題そのものではありません。

意思決定の停滞です。

プロジェクトを止めるのは問題ではない

私はいつもこう考えています。

プロジェクトを止めるのは、問題そのものではありません。

決断できない状態です。

問題はどのプロジェクトにも存在します。

重要なのは、その問題に対して意思決定できるかどうかです。

問題が発生しても決断できる組織は前に進みます。

問題が発生した途端に立ち止まる組織は停滞します。

この差は非常に大きいのです。

再生請負人の仕事

私の仕事は、責任者の代わりに決断することではありません。

責任者が決断できる状態をつくることです。

課題を整理する。リスクを見える化する。選択肢を提示する。

そして、それぞれのメリットとデメリットを説明する。

意思決定に必要な材料を揃えることで、責任者は決断できるようになります。

決断できればプロジェクトは動きます。

動けば改善が始まります。

改善が始まれば、炎上案件も再生へ向かいます。

責任者を責めても改善しない

炎上案件になると、

「責任者が悪い」

という声が出ることがあります。

しかし、本当に見るべきなのは責任者ではありません。


なぜ決断できないのか。 なぜ情報が整理されていないのか。

なぜ関係者の認識が揃わないのか。

その原因を見る必要があります。

原因を改善しなければ、責任者が変わっても同じ問題が繰り返されます。

再生請負人として

私は責任者を責めるために、現場へ入るのではありません。

責任者が、決断できない原因を取り除くために、現場へ入ります。

決断できる環境をつくる。

意思決定を支援する。

プロジェクトを再び動かす。

それが再生請負人の仕事です。

決断さえできれば、プロジェクトは前に進みます。

前に進みさえすれば、多くの問題は解決できます。

もしかすると私が再生しているのは、プロジェクトそのものではありません。

プロジェクトを動かす「意思決定の仕組み」なのかもしれません。

ショート動画


▶ 再生請負人#5 プロジェクトを止めるのは問題ではない


私の仕事は、責任者の代わりに決断することではありません。責任者が決断できる状態をつくることです。課題を整理する。リスクを見える化する。選択肢を提示する。そして、プロジェクトは再び動き始めます。


▶ 再生請負人#5 責任者が決断できない会社


炎上案件を見ると、責任者が決断できない場面によく出会います。しかし、それは責任者に能力がないからではありません。情報が多すぎる。リスクが見えない。関係者の意見が割れている。私の仕事は、責任者が決断できる状態をつくることです。


▶ 再生請負人#5 決断できない組織は炎上する


決断さえできれば、プロジェクトは前に進みます。前に進みさえすれば、問題は解決できます。もしかすると私が再生しているのは、プロジェクトそのものではありません。プロジェクトを動かす意思決定の仕組みなのかもしれません。

本編YouTube動画

▶ 再生請負人の流儀#5|責任者が決断できない会社


責任者が決断できない会社。多くの人は責任者個人の問題だと考えます。しかし、私が見てきた炎上案件の多くはそうではありませんでした。決断できない理由があり、決断できない環境があります。プロジェクトを止めるのは問題ではなく、決断できない状態なのです。

再生請負人として


もし現在のプロジェクトに不安を感じているのであれば、一度危険度診断をご活用ください。

また、軽度の課題についてはPMO講座もご活用いただけます。 PMO講座


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