鎮火後2週間で健全化|再生請負人の流儀 #7
- 7 時間前
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「炎上案件は鎮火したので、もう大丈夫です。」
そう言われることがあります。
しかし、私はそうは考えていません。
炎上案件を鎮火できたからといって、再生できたわけではないからです。
本当の勝負は、その後にあります。
私は特に「鎮火後2週間で健全化」を重要視しています。
炎上案件は鎮火しただけでは再生したとは言えません。
鎮火しただけでは再発する
鎮火直後は、一見すると順調に見えます。
課題は減る。会議も落ち着く。
現場にも少し余裕が生まれる。関係者も安心します。
しかし、このタイミングこそが危険です。
なぜなら、多くの組織は「火が消えたこと」に満足してしまうからです。
その結果、根本的な問題が放置されます。
そして数か月後、同じ問題が再び発生します。
私はこれを何度も見てきました。
問題ではなく仕組みが再発させる
炎上案件の多くは、問題そのものが原因ではありません。
問題が繰り返される仕組みに原因があります。
例えば、
責任者が決断できない
役割と責任が曖昧
問題が報告されない
優先順位が揃っていない
こうした状態では、たとえ目の前の問題を解決しても再発します。
問題を解決しただけでは不十分です。
問題を生み出す仕組みを変えなければなりません。
鎮火後に私が最初に行うこと
だから私は、鎮火後に仕組みを整えます。
まずはルールを明確にします。
誰が決めるのか。誰が責任を持つのか。
誰が報告するのか。誰が最終判断をするのか。
炎上案件では、こうした基本的なルールが曖昧になっていることが少なくありません。
曖昧なままでは、また同じ問題が発生します。
まずは組織が正常に機能する土台を作ります。
本当に変えるべきなのは現場の行動
仕組みだけでは十分ではありません。
現場の行動も変える必要があります。
指示を待つのではなく、自ら課題を見つける。
問題を隠さない。早く報告する。改善を続ける。
そうした行動が定着しなければ、健全化したとは言えません。
一時的に管理を強化しても、支援者がいなくなれば元に戻る。
それでは意味がありません。
重要なのは、自ら改善できる組織へ変わることです。
鎮火は応急処置、健全化は体質改善
私はよく、
「鎮火は応急処置。健全化は体質改善。」
とお話ししています。
火を消すことはできます。
しかし、また燃える環境のままでは意味がありません。
火事が起きるたびに消火活動を続ける組織と、
火事が起きにくい仕組みを持つ組織では大きな差があります。
本当に目指すべきなのは後者です。
再生請負人の仕事
私の仕事は、炎上案件を鎮火することだけではありません。
プロジェクトが自走できる状態を作ることです。
私がいなくても、
問題を発見できる。対策を考えられる。
改善を続けられる。
そこまでできて初めて、健全化したと言えます。
再生請負人として
再生請負人の仕事は、火を消すことではありません。
二度と燃えない状態を作ることです。
鎮火はスタートラインに過ぎません。
本当の再建とは、問題を繰り返さない組織へ変わること。
それが、私の考えるプロジェクト再建です。
ショート動画
▶ 再生請負人#7 鎮火は応急処置
▶ 再生請負人#7 二度と燃えない状態を作る
▶ 再生請負人#7 鎮火後2週間で健全化
本編YouTube動画
▶ 再生請負人の流儀#7|鎮火後2週間で健全化
再生請負人として
私たちは単なるプロジェクト管理会社ではありません。
崩壊しかけたプロジェクトを再生するために存在しています。
もし現在のプロジェクトに不安を感じているのであれば、一度危険度診断をご活用ください。
また、軽度の課題についてはPMO講座もご活用いただけます。
▶ PMO講座



















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